2012年01月16日

2113046

 日本映画(サトラレ)
 
 この映画のタイトルでもある、サトラレとは、乖離性意識伝播過剰障害である。
先天的に思った事が、口に出さなくとも周囲に筒抜けになってしまう1000万人
に1人の確率で存在する人間の総称である事である。そのサトラレというのは、日
本の財産として日本政府、国家によって守れている。なぜなら、サトラレは例外な
くIQ180以上の天才である。サトラレの由来は民話に出てくる、人の心を読む妖
怪“サトリ”になぞらえてこの呼び名がついた。この映画の主人公は7人目のサト
ラレ“症例7号”とよばれる天才外科医の里見健一が、自分がサトラレとは知らな
いで生活しているが、隠しようもなく自分の気持ちが漏れてしまっているが、周囲
の人々は里見健一自身の気持ちを知りながら、日本政府によって保護されているの
で、気づかないフリをしているのである。しかし、その不思議な関係が、やがて里
見健一自身や、周囲の人々に変化が産まれるのである。サトラレである里見健一に
関係して、彼の人間としての純粋さに触れ合う事で、自分たちが忘れかけている人
として一番大切な事に気が付きサトラレと一般の人々が協力し合い生きていくとい
う映画であった。
私がこの映画を見て思ったことは、多分この映画を見た多くの人が思うことだと思
うが、もし自分がサトラレだったら、であるという事。この映画を見て
ラストシーンはすごく感動したのに、映画を見終わったとき、ふと「もし自分がサ
トラレだったら」と考えると恐ろしくなりました。また、この映画の序盤は、コメ
ディテイストにつくられているのが印象的でした。そして独特の世界観が自分に合
っていて、この映画の世界に入り込めました。中盤のラブコメ的な話から急速に面
白くなり、終盤の主人公の祖母の手術のシーンや、サトラレを理解し共存しようと
するシーンはとても感動しました。笑い、感動がある映画でした。





韓国映画(非日常的な彼女)

 この映画は、いきなりヒロインのエランが、トイレの中で力んでいる場面で始ま
る。なぜなら、これが出産だからである。その出産の場所は、高校のトイレの中で
ある。そこで生まれた赤ちゃんは、バイク便で彼氏のチョルスのところに届けられ
たのだった。チョルスはいきなり赤ちゃんが届いて驚いたが、チョルスには身に覚
えがあったのである。チョルスが飲みに行ったディスコでエランはナンパ目的の男
たちの前で、煙草の火を舌で消したり、ミニスカートを履いていたのにも関わら
ず、ナンパしてきた男たちを、殴り飛ばしたり、蹴り飛ばしたり、ビール瓶で頭を
殴りつけたりと、やりたい放題であった。怒ったナンパ男たちと喧嘩になってしま
った。チョルスはエランを助けようとしたが逆に助けられ、そのまま一夜をともに
してしまった。その後、カラオケに行った日に彼女はなぜか泣きながら去って行
き、それから会っていなかった。彼女は、アメリカに留学させられ、チョルスは仕
方なく育てる事にしたのである。それから9年後、チョウンと名付けられた赤ちゃ
んは、小学生になり、チョルスはクラブで司会をしていた。偶然、会社の接待で来
ていたのはアメリカから帰ってきたエランであった。チョルスは、エランにチョウ
ンに自分が母親である事を名乗ってはいけないと釘を刺したのである。しかし、子
供に会いたいエランは、こっそりチョウンに会いに行くのであった。しかし、エラ
ンが母親だということがばれてしまい、チョルスは、板ばさみになってしまい、す
こし鬱状態になってしまうのである。だが、トラブル起こり家族が一つになってい
くのである。この「非日常的な彼女」という映画は、簡単に言えば、面白おかしい
コメディ映画なのかと、見はじめた最初は思っていましたが、子供を捨てた母親
と、母親に捨てられた子供、子供を一人で育てる父親を描いていて、最後は、ハッ
ピーエンドと終わりかたで、見終わった後に幸せな気持ちになる映画であった。


--
i11082@oita-pjc.ac.jp
--
i11082@oita-pjc.ac.jp



Posted by 芸短ネット演習 at 12:32│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。