2012年01月15日
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作品名:カンナさん大成功です
監督:キム ヨンファ
製作年度:2006年
私はこのタイトルを見たときに、「大成功」という言葉が一番気になったので、この作品を見ることにした。ただの成功ではなく、「大」が付くほどの成功とは一体。そう思いこの映画を見ることにした。
私は何も説明など見ることなく見たので、最初はスポーツをするのかと予想していた。しかし、予想とは裏腹に、主人公カン・ハンナの恋愛を描いたコメディー映画だが、私なりのサブタイトルをつけるとしたら、「天は二物を与えず」。この言葉を与えるだろう。
ヨンハはデブで不細工だがとても父親思いで美声を持ち、歌は下手だがスタイルは良いユソンの陰の存在として生きてきた。
ヨンハは、好きな人のために整形した。私は整形に関しては、別にしてもいいと思う。お金出してエステ行くのと同じようなものだと思うからだ。要は気持ちの問題だろう。他人がどう言おうと自分がよければいいと思う。
彼女は整形して変わった。やはり自分に自信を持つことができたのであろう。人前で歌を歌うことができるようになり、テレビにでたりCDを出したりとどんどん活躍するようになった。一方で、父親を赤の他人と言わなければいけなくなり崩れ去るものもあった。
名前をジェニーと偽り好きな人のもとに帰ってきたヨンハはどう感じて生きていただろう。私はこう思う、「彼女が整形をするのは嫌という好きな人に気持ちだけでなく名前まで伝えられず、好きな人をだまして生活し、心臓を素手でつかまれるようであっただろう」と。
彼女は結局ファンにすべてを打ち明けて、本当の自分に戻れたのではないか。隠していたものがすべて公になり、もう何も背負わなくていいという安堵が生まれただろう。そして、「大丈夫」と言ってくれたファンのために歌を歌い続ける彼女に感動した。
人間は何かを手に入れたら何かを失う。そのようなことがわかる奥の深い映画だと思った。
作品名:電車男
監督:村上正典
製作年度:2005年
私がこの映画を見た理由は、小説は読んだことがあったけれど、映画は一度も見たことがなく、いい機会だと思ったからだ。
私は中学校を卒業するまで女子とは普通に話しをしていた。しかし、高校入学を機に女子と話すということが苦手になってしまった。この作品はそう言ったところで、私と似ていると思った。
この話の面白いところは、まず電車男というキャラクターのもつリアリティだ。彼のような奥手なオタク男性は、世の中にたくさんいる。そして、彼のような男性が、エルメスといういわば「別世界の住人」に好かれるために四苦八苦するというギャップ、困難性こそが、掲示板の住民を本気にさせたと見ることができる。
そしてもうひとつは、電車男の友人が一人も登場せず、最後まで彼はネット上の顔も知らぬ人間たちに助けを求めつづけるという部分だ。デートの誘い方すらわからない彼も、それがみっともない事だということは理解しており、だから相談できる相手は見知らぬ人しかいない。この現代において22歳でオタク趣味という事がいかに男にとって情けないことであるか、電車男もレスする側にも共通認識としてあるわけだが、誰も疑わないその事実こそ、今の時代性を如実に表しているともいえるのだ。
ヒロインの中谷美紀が選ばれた理由も2ちゃんねるに中谷美紀似と書かれていたからという。かなり実際の話に忠実再現してあるというところもこの作品のクオリティーの高さだということの証明だ。
最後の「みんなありがとう」の部分は、今までの電車男の努力を支えた仲間に対してだけではなく、エルメスに対しての感謝の気持ちを述べているのだと考える。
とても清純なラブストーリーで感動した。
監督:キム ヨンファ
製作年度:2006年
私はこのタイトルを見たときに、「大成功」という言葉が一番気になったので、この作品を見ることにした。ただの成功ではなく、「大」が付くほどの成功とは一体。そう思いこの映画を見ることにした。
私は何も説明など見ることなく見たので、最初はスポーツをするのかと予想していた。しかし、予想とは裏腹に、主人公カン・ハンナの恋愛を描いたコメディー映画だが、私なりのサブタイトルをつけるとしたら、「天は二物を与えず」。この言葉を与えるだろう。
ヨンハはデブで不細工だがとても父親思いで美声を持ち、歌は下手だがスタイルは良いユソンの陰の存在として生きてきた。
ヨンハは、好きな人のために整形した。私は整形に関しては、別にしてもいいと思う。お金出してエステ行くのと同じようなものだと思うからだ。要は気持ちの問題だろう。他人がどう言おうと自分がよければいいと思う。
彼女は整形して変わった。やはり自分に自信を持つことができたのであろう。人前で歌を歌うことができるようになり、テレビにでたりCDを出したりとどんどん活躍するようになった。一方で、父親を赤の他人と言わなければいけなくなり崩れ去るものもあった。
名前をジェニーと偽り好きな人のもとに帰ってきたヨンハはどう感じて生きていただろう。私はこう思う、「彼女が整形をするのは嫌という好きな人に気持ちだけでなく名前まで伝えられず、好きな人をだまして生活し、心臓を素手でつかまれるようであっただろう」と。
彼女は結局ファンにすべてを打ち明けて、本当の自分に戻れたのではないか。隠していたものがすべて公になり、もう何も背負わなくていいという安堵が生まれただろう。そして、「大丈夫」と言ってくれたファンのために歌を歌い続ける彼女に感動した。
人間は何かを手に入れたら何かを失う。そのようなことがわかる奥の深い映画だと思った。
作品名:電車男
監督:村上正典
製作年度:2005年
私がこの映画を見た理由は、小説は読んだことがあったけれど、映画は一度も見たことがなく、いい機会だと思ったからだ。
私は中学校を卒業するまで女子とは普通に話しをしていた。しかし、高校入学を機に女子と話すということが苦手になってしまった。この作品はそう言ったところで、私と似ていると思った。
この話の面白いところは、まず電車男というキャラクターのもつリアリティだ。彼のような奥手なオタク男性は、世の中にたくさんいる。そして、彼のような男性が、エルメスといういわば「別世界の住人」に好かれるために四苦八苦するというギャップ、困難性こそが、掲示板の住民を本気にさせたと見ることができる。
そしてもうひとつは、電車男の友人が一人も登場せず、最後まで彼はネット上の顔も知らぬ人間たちに助けを求めつづけるという部分だ。デートの誘い方すらわからない彼も、それがみっともない事だということは理解しており、だから相談できる相手は見知らぬ人しかいない。この現代において22歳でオタク趣味という事がいかに男にとって情けないことであるか、電車男もレスする側にも共通認識としてあるわけだが、誰も疑わないその事実こそ、今の時代性を如実に表しているともいえるのだ。
ヒロインの中谷美紀が選ばれた理由も2ちゃんねるに中谷美紀似と書かれていたからという。かなり実際の話に忠実再現してあるというところもこの作品のクオリティーの高さだということの証明だ。
最後の「みんなありがとう」の部分は、今までの電車男の努力を支えた仲間に対してだけではなく、エルメスに対しての感謝の気持ちを述べているのだと考える。
とても清純なラブストーリーで感動した。
Posted by 芸短ネット演習 at 23:14│Comments(0)
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