2012年01月07日

日韓コミュニケーション論

2115033
「ツレがうつになりまして」
主人公である妻、高崎春子。(役:宮崎あおい)夫である高崎幹夫(役:堺雅人)
の話である。妻は夫のことを、“ツレ”と呼ぶ。夫は妻を“ハルさん”と呼ぶ。こ
んな夫婦の話である。夫は真面目すぎるぐらいのサラリーマン。毎日決まった時間
に起き、自分で納得するようなお弁当を作るのがお決まり。妻はのんびりマイペー
スな性格で家事をしながら漫画を描いている。そんな、ごく普通の結婚生活をして
いた。そんなある日、夫の様子がおかしくなってしまうのである。毎日通っている
満員電車にも乗れず、体調もすぐれなく何をしてもやる気が起きない。やがて死に
たい。と呟くのである。そして病院に行くと、うつ病であると言われてしまうので
ある。原因は仕事へのストレス。ここから、夫婦でうつ病を乗り越える生活が始ま
って行くのである。夫は、毎日のように死にたいと言う。しかし、薬が効くとテン
ションが上がり元気になる。そんな夫に妻は「仕事を辞めない。」と言う。夫は仕
方なく仕事を辞め、毎日家でいる生活が始まる。毎日のお決まりであるお弁当を作
ることもなくなり、もっとやる気がなくなっていく。そんな夫の姿を見て、マイペ
ースであった妻が家事を頑張っていくのである。しかし、夫が仕事を辞めてしまっ
たから稼ぎがなく貧乏な生活を送っていった。そして、妻は「ツレがうつになりま
して、仕事をください」と、漫画編集者に言うのである。これがきっかけに仕事が
もらえ、このエピソードを漫画に描くと売れたのである。だんだん、夫の様子も回
復してまた幸せな結婚生活が始まるのである。私は、この映画を見てこれこそ、今
の日本人の状況なのではないのかな。と思う。今、日本人は働きすぎだといわれて
いる。だから、うつ病になる人が増えているのではないだろうか。息抜きというも
のが大切ということがこの映画で分かった。働くことも大切だけど、自分に趣味を
持ちたまには趣味を楽しむのも大切なのではないだろうか。

笠木 菜央(かさぎ なお)
情報コミュニケーション学科
大分芸術文化短期大学
870−0833
大分市上野丘東1−11



Posted by 芸短ネット演習 at 22:53│Comments(0)
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